空室対策の一例としてリフォームによる蘇生や仕様のグレードアップがありますが、予算も限定的な場合、何から手をつけてよいか分かりませんね。ここでは費用対効果に着目してみましょう。
費用対効果 ◎効果大 ○効果中 △効果小
| 木造/ 1K6戸 |
木造/ 2DK6戸 |
RC3階建/ 1K12戸 |
費用対効果 | |
| 外壁塗装 | 80〜150万円 | 100〜200万円 | 200〜400万円 | ○ |
| 鉄部塗装 階段手摺等 |
20〜30万円 | 20〜30万円 | 20〜30万円 | ○ |
| 駐輪場 屋根付け |
20〜30万円 | 20〜30万円 | 20〜40万円 | △ |
| 簡易 オートロック |
20〜30万円 | 20〜30万円 | 20〜40万円 | ○ |
| 門・エントランス 改装 |
20〜50万円 | 20〜50万円 | 20〜60万円 | ◎ |
| 集合ポスト交換 | 5〜10万円 | 5〜10万円 | 10〜20万円 | △ |
| ゴミ集積ボックス | 5〜10万円 | 5〜10万円 | 5〜10万円 | △ |
| 1K/ 1戸あたり |
2DK/ 1戸あたり |
費用対効果 | |
| クロス張替え | 5〜10万円 | 7〜15万円 | ◎ |
| 床(フローリング) | 6〜15万円 | 6〜30万円 | ○ |
| 床(クッションフロア) | 3〜6万円 | 3〜15万円 | ○ |
| エアコン新設・交換 | 3〜6万円 | 3〜10万円 | ○ |
| モニター付インターフォン | 2〜3万円 | 2〜3万円 | ◎ |
| キッチン交換 | 10〜15万円 | 15〜30万円 | △ |
| シャワートイレ | 3〜6万円 | 3〜6万円 | ◎ |
| 洗面台 | 7〜15万円 | 7〜15万円 | △ |
| 和室→洋室に変更 | 15〜25万円 | 15〜25万円 | ○ |
| 押入れ→クローゼット変更 | 10〜20万円 | 10〜20万円 | △ |
| 光回線導入(インターネット) | 0〜10万円 | 0〜10万円 | ◎ |
| 照明交換 | 0.5〜3万円 | 0.5〜6万円 | ◎ |
| 照明スイッチプレート交換 | 700〜3,000円 | 1,000〜5,000円 | ◎ |
| ピクチャーレール・鏡など | 1〜3万円 | 1〜3万円 | ◎ |
◎が一番費用対効果が大きく、少ない予算で入居率アップが期待できます。
設備の新設をすると、賃貸募集の広告に謳うことができるので集客増の効果があります。
集客ができれば次は案内となりますが、ここではやはり見た目・第一印象が大事で、ドアを開けて靴を脱いで部屋に入った瞬間に7割がたが決まる(借りるかどうか)といわれています。
なので、見た目の清潔感や「ここを新品に交換しました」などのアピールポイントがあれば成約率が高まります。
最もリーズナブルなものですと、照明スイッチプレートの交換がお勧めです。
ホームセンターや通販などで、下記のアルミ製のプレートが630円くらいから売られています。

築年数が古いアパートなどで交換すると見栄えが格段にアップします。
交換もドライバー1本で簡単にできますので一度お試しください。
ピクチャーレールや鏡、間接照明なども低予算で出来るリニューアル設備です。


予算1〜2万円でお部屋が1ランク グレードアップ! ぜひお試しください。