よく、木造物件と鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)の物件のどちらを買ったら良いかを聞かれることがあります。
| 木造 | 鉄骨造 | RC造 | |
| 法定耐用年数 | 22年 | 34年 (軽量鉄骨は27年) |
47年 |
| 価 格 | ◎ | ○ | △ |
| 利回り | ◎ | ○ | △ |
| 維持コストの安さ | ○ | △ | △ |
| 建替えの容易さ | ◎ | ○ | △ |
| 銀行評価 | △ | ○ | ◎ |
| 融資期間の長さ | △ | ○ | ◎ |
※ ◎→○→△の順で比較判定しています。
木造の特徴としては、価格が手頃で利回りも高い物件が多い。
維持費も少額で済むが、反面、寿命が短い、融資期間が短かいなどのデメリットがあります。
鉄骨、RC造は価格がやや高く利回りは木造より劣るが長期の融資が組みやすく、古くなっても転売が容易といったメリットがあります。
以上のように、どちらもメリットとデメリットがありますので、一概にどちらが有利かは決められません。
ただ、同じ立地、同じ利回りで価格もそれほど変わらなければ、RC物件の方が融資も付きやすいため有利でしょう。